コピ・ルアックあります。


ワハナ農園内で放し飼いにされているジャコウネコさんからの贈り物です。

アラビカ種


生産者
 インドネシア 北スマトラ州
 ダイリ県 シディカラン ワハナ農園周辺のジャコウネコさん

 


 映画「かもめ食堂」や「最高の人生の見つけ方」でも取り上げられた幻のコーヒーで、コーヒー好きの人なら一度は飲んでみたいと思われている、非常に珍しいコーヒーです。

人気がある理由は、その特殊な製法です。
 コピ・ルアックは、まず熟したコーヒーチェリーをジャコウネコが餌として食べます。
実の部分は消化されるのですが、豆は消化されずに排泄されます。それを集めてきれいに洗浄したものが、コピ・ルアックと呼ばれます。 独特で複雑な香味を持つこの豆は、ジャコウネコ腸内の消化酵素の働きや、腸内細菌による発酵によって、コーヒーに独特の香味が加わります。 ジャコウネコの分泌物から採れる香料は、麝香から採れる香料に似ています。その分泌物が、コーヒーに加わるのでしょう。ちなみに、この麝香の香料はシャネルの香水にブレンドされているようです。

 一般的に広く販売されているコピ・ルアックは、ロブスタ種が元になっているものが多いです。これは、インスタントコーヒーなどに用いられる大量生産品種です。しかし、このコピ・ルアックは、そのままでもレギュラーコーヒーとして飲まれるアラビカ種のコーヒーチェリーを元に作られたコピ・ルアックです。 元々美味しいコーヒーを、特殊な製法でさらに美味しく仕上げるのですから、その味は格別です。

これを飲まずに、コーヒーは語れません。
ぜひ一度、お試し下さい。


2021年01月19日